Eyr GNSS RTK システム

強化された衛星追跡性能と優れた耐干渉能力

Eyrは、SatLab独自の製品設計と自社開発アンテナを搭載し、より安定かつ効率的な測位を実現します。さらに、最大1408/1760チャンネルに対応する低消費電力の高集積マザーボードチップと、最新のSoCプラットフォームを採用。Eyrの高性能を支える中核的な要素となっています。

優れたハードウェア構成により、干渉信号を効率的に抑制し、衛星群からより高品質の観測データを取得できることが、このチップの利点です。

マルチプロトコル対応内蔵無線機

内蔵のマルチプロトコル無線機は、複数ブランドのRTK無線データリンクと互換性を持ち、補正データの送受信をスムーズに行います。

自社開発の無線モジュールを搭載したEyrは、屋外で最大7kmの標準動作範囲を確保し、理想的な環境下ではさらに優れた通信性能を発揮します。

高解像度のカメラで建物高さ測量や杭打ち作業を早く可視化

高性能な画像処理技術を活かしたAndroidシステムをベースに、500MPのリアカメラとコントローラーの連携により、2〜15メートルの範囲でリアルタイムに正確な座標を取得。 2〜4cmの高精度を実現します。

本体底面の200MPカメラにより、ARライブビューでの杭打ちが可能となり、精度2cmで素早く杭打ち点に届きます。 新たに搭載された画像測量機能により非接触測量が可能となり、GNSSの活用範囲を大幅に拡張。効率的かつ安全な現場作業を実現します。

ソフトウェアサポート

SatLabの「Satsurv」は、Eyr GNSS受信機に最適なパートナーです。プロ向けの現場測量ソフトウェアは、高機能でありながら使いやすく、Eyrの性能をさらに引き出します。
SGSは、多目的なPCソフトで、測量データの後処理に対応。幅広いデータ後処理のニーズを満たすことができます。

さらに、Eyrで取得した画像データの成果は、ContextCapture、DPSmart、Pix4Dなどの主要なサードパーティ製3Dモデリングソフトと互換性があります。

3Dモデリング機能により、EyrはUAVとの連携作業にも最適なパートナーとなります。